2008年02月15日
長野県下 リリ禁 条例可決される!
昨日、長野県内水面漁場管理委員会は長野県下の
リリ禁を条例可決しました。
以下、産経新聞の記事を抜粋します。
*********************************************
長野県の内水面漁場管理委員会が13日開かれ、
実施方針が決まった外来魚の再放流(リリース)禁止
について、外部との水路に三重の網を張るなど解除
条件を決めた。
昨年12月の委員会では、外来魚について県内全水域
を再放流禁止としたうえで、漁業権者から委員会に解除
申請があり、それが認められれば再放流禁止指示を解
除する方針が決まっていた。
この日は、禁止の施行日を今年6月1日と決めたうえで、
解除条件について話し合われ、ブラックバス、ブルーギル
が簡単に流出できない構造の網を三重にしたものを、管
理水域と外部をつなぐ水路の接続部分に施すこととした。
またすでに観光資源としてブラックバスを活用することを
要望している野尻湖、木崎湖については同年11月末まで
リリース禁止が行われず、解除申請を12月1日までに行う
こととした。
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野尻湖や木崎湖の将来もこのままだと安心できませんね。
リリ禁を条例可決しました。
以下、産経新聞の記事を抜粋します。
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長野県の内水面漁場管理委員会が13日開かれ、
実施方針が決まった外来魚の再放流(リリース)禁止
について、外部との水路に三重の網を張るなど解除
条件を決めた。
昨年12月の委員会では、外来魚について県内全水域
を再放流禁止としたうえで、漁業権者から委員会に解除
申請があり、それが認められれば再放流禁止指示を解
除する方針が決まっていた。
この日は、禁止の施行日を今年6月1日と決めたうえで、
解除条件について話し合われ、ブラックバス、ブルーギル
が簡単に流出できない構造の網を三重にしたものを、管
理水域と外部をつなぐ水路の接続部分に施すこととした。
またすでに観光資源としてブラックバスを活用することを
要望している野尻湖、木崎湖については同年11月末まで
リリース禁止が行われず、解除申請を12月1日までに行う
こととした。
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野尻湖や木崎湖の将来もこのままだと安心できませんね。
2006年05月29日
特定外来生物ネタその4
バスのベストシーズンを迎え、釣り人も活発になってきたが、
同時に、外来魚を駆除する団体の行動も活発になってきた。
宮城県栗原市の伊豆沼・内沼では、バスの産卵習性を利用
した駆除が本格的に始まった。
県伊豆沼・内沼環境保全財団の職員やボランティアが4月
下旬から、園芸用トレーに小石を敷いた50センチ四方の
人工産卵床を岸沿いに約400カ所設置し、3日おきにチェック
しているそうです。そして産卵を確認すると刺し網を仕掛け、
親魚と卵を根こそぎ捕獲するということだ。この方法は成果を
あげるものとして全国へその方法をマニュアル化し、なんと
DVDの配布までするという力のいれようです。
また、京都の保津川では、以前にもお伝えしたように、「全国
一斉ブラックバス防除ウイーク」(5月22日-28日)に合わせて、
保津川漁業協同組合や市内のNPO法人(特定非営利活動法人)
などの協力で行われた。
個人的に気になるのは、この駆除に外来魚の知識も持たない
子供達を巻き込んで、一方的にバスやギルは、小魚を捕食する
から悪いでしょ!と頭ごなしに決め付けさせるというやり方が
腹立つ!
また、同じような子供を使った駆除は、大阪・淀川でも行われて
おり、まるで釣りの楽しさと教えるかのように偽って、バスやギル
を釣らせる釣り大会を行っているのだ。その大会名も「外来魚駆
除釣り大会」。
いずれも詳細や経緯は把握していないが、もともとその水域に
生息していたタナゴやモツゴなど数が外来魚だけで少なくなった
ということに決め付けてほしくないですね。確かに1つの要因とし
てはあるかもしれないが、汚染による水質悪化などの要因や、
それこそ、外来魚と在来種のゾーニングみたいなことも含めて
問題を捉えてほしいなぁと思います。
だって、在来種の中には、小魚を食べるウグイやオヤニラミ
のような魚種もいるわけで、小魚減少の要因がバス・ギルのみ
に特定されるのもねぇ~。
(バス・ギルの絶対数が多いことは認めるが・・・)
5年先、10年先の日本のバスフィッシングってどうなっちゃうん
だろう?
同時に、外来魚を駆除する団体の行動も活発になってきた。
宮城県栗原市の伊豆沼・内沼では、バスの産卵習性を利用
した駆除が本格的に始まった。
県伊豆沼・内沼環境保全財団の職員やボランティアが4月
下旬から、園芸用トレーに小石を敷いた50センチ四方の
人工産卵床を岸沿いに約400カ所設置し、3日おきにチェック
しているそうです。そして産卵を確認すると刺し網を仕掛け、
親魚と卵を根こそぎ捕獲するということだ。この方法は成果を
あげるものとして全国へその方法をマニュアル化し、なんと
DVDの配布までするという力のいれようです。
また、京都の保津川では、以前にもお伝えしたように、「全国
一斉ブラックバス防除ウイーク」(5月22日-28日)に合わせて、
保津川漁業協同組合や市内のNPO法人(特定非営利活動法人)
などの協力で行われた。
個人的に気になるのは、この駆除に外来魚の知識も持たない
子供達を巻き込んで、一方的にバスやギルは、小魚を捕食する
から悪いでしょ!と頭ごなしに決め付けさせるというやり方が
腹立つ!

また、同じような子供を使った駆除は、大阪・淀川でも行われて
おり、まるで釣りの楽しさと教えるかのように偽って、バスやギル
を釣らせる釣り大会を行っているのだ。その大会名も「外来魚駆
除釣り大会」。
いずれも詳細や経緯は把握していないが、もともとその水域に
生息していたタナゴやモツゴなど数が外来魚だけで少なくなった
ということに決め付けてほしくないですね。確かに1つの要因とし
てはあるかもしれないが、汚染による水質悪化などの要因や、
それこそ、外来魚と在来種のゾーニングみたいなことも含めて
問題を捉えてほしいなぁと思います。
だって、在来種の中には、小魚を食べるウグイやオヤニラミ
のような魚種もいるわけで、小魚減少の要因がバス・ギルのみ
に特定されるのもねぇ~。
(バス・ギルの絶対数が多いことは認めるが・・・)
5年先、10年先の日本のバスフィッシングってどうなっちゃうん
だろう?
2006年05月22日
特定外来生物ネタその3
以下、共同通信記事抜粋
希少な在来魚を脅かすブラックバスを駆除しよう―。湖沼河川
の生態系保護活動を行う市民団体や研究家らでつくる「全国
ブラックバス防除市民ネットワーク」(事務局・東京)は、5月
20日から28日まで、「STOP!ブラックバス」と銘打った、
駆除活動や密放流防止のキャンペーンを実施する。
期間中、茨城県や秋田県など全国10数カ所で、子供たちを
交えてバスを産卵床ごと駆除したり、「食べて減らそう」と捕獲
したバスの料理会や講演会を開く。
通称「ブラックバス」と呼ばれるオオクチバスやコクチバスは、
ルアーフィッシングの人気が高まるとともに愛好家らが海外から
持ち込んだ。繁殖力が強く、各地に広がって固有種を捕食して
いることが問題化。昨年6月施行の外来種被害防止法で特定
外来生物に指定され、放流、飼育が原則禁止になった。
***************************************
また、わけのわからないテロリスト団体みたいのがでてきたな。
「全国ブラックバス防除市民ネットワーク」の今後の動きに
注目しましょう。
http://www.no-bass.net/
希少な在来魚を脅かすブラックバスを駆除しよう―。湖沼河川
の生態系保護活動を行う市民団体や研究家らでつくる「全国
ブラックバス防除市民ネットワーク」(事務局・東京)は、5月
20日から28日まで、「STOP!ブラックバス」と銘打った、
駆除活動や密放流防止のキャンペーンを実施する。
期間中、茨城県や秋田県など全国10数カ所で、子供たちを
交えてバスを産卵床ごと駆除したり、「食べて減らそう」と捕獲
したバスの料理会や講演会を開く。
通称「ブラックバス」と呼ばれるオオクチバスやコクチバスは、
ルアーフィッシングの人気が高まるとともに愛好家らが海外から
持ち込んだ。繁殖力が強く、各地に広がって固有種を捕食して
いることが問題化。昨年6月施行の外来種被害防止法で特定
外来生物に指定され、放流、飼育が原則禁止になった。
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また、わけのわからないテロリスト団体みたいのがでてきたな。
「全国ブラックバス防除市民ネットワーク」の今後の動きに
注目しましょう。
http://www.no-bass.net/
2006年05月22日
特定外来生物ネタその2
以下、共同通信記事抜粋
湖沼でコイやフナなどの在来魚に被害を与えるブラックバスの
一種、オオクチバスやブルーギルは、河川の水中に「せき」を設
けて流れを速くすると遡上(そじょう)できなくなるとの実験結果
を国土交通省琵琶湖河川事務所が22日までにまとめた。同事
務所の佐久間維美河川環境課長は「外来魚を集め、一網打尽
にできるヒントになる」と話し、実用化を検討する。
湖沼でコイやフナなどの在来魚に被害を与えるブラックバスの
一種、オオクチバスやブルーギルは、河川の水中に「せき」を設
けて流れを速くすると遡上(そじょう)できなくなるとの実験結果
を国土交通省琵琶湖河川事務所が22日までにまとめた。同事
務所の佐久間維美河川環境課長は「外来魚を集め、一網打尽
にできるヒントになる」と話し、実用化を検討する。
2006年05月21日
カダヤシ 特定外来生物に指定
久しぶりの特定外来生物の話題が出た。
見た目がメダカにそっくりな北米産の「カダヤシ」が特定外来生物
に指定されました。
なんでも、徳島県では約40年ほど蚊の駆除を目的に野外に放流
しており、また現在およそ4,000匹も飼育しているという。
市は8月までに飼育許可を得なければ、現在育てているおよそ
4,000匹が違法状態になる恐れ。放流も譲渡もできず、処分せざ
るを得ない状況とのことです。
すでに今年2月、メダカなど在来種を駆逐する恐れがあるとして、
放流が禁止されているらしいです。
特定外来生物の線引きってどうなっているの?
そもそも、特定外来生物とは、「海外起源の外来生物であって、
生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、
又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。」とある。
40年もの間、放流していて、大騒ぎするほどの被害があった
のでしょうか?
ペットショップで売られているアロアナやガーなどの大型外来
魚種のほうがよっぽどヤバイと思うけどね。
見た目がメダカにそっくりな北米産の「カダヤシ」が特定外来生物
に指定されました。
なんでも、徳島県では約40年ほど蚊の駆除を目的に野外に放流
しており、また現在およそ4,000匹も飼育しているという。
市は8月までに飼育許可を得なければ、現在育てているおよそ
4,000匹が違法状態になる恐れ。放流も譲渡もできず、処分せざ
るを得ない状況とのことです。
すでに今年2月、メダカなど在来種を駆逐する恐れがあるとして、
放流が禁止されているらしいです。
特定外来生物の線引きってどうなっているの?
そもそも、特定外来生物とは、「海外起源の外来生物であって、
生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、
又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。」とある。
40年もの間、放流していて、大騒ぎするほどの被害があった
のでしょうか?
ペットショップで売られているアロアナやガーなどの大型外来
魚種のほうがよっぽどヤバイと思うけどね。
